回転軸と回転環とは、O リングやV リングで漏れを止めながら、軸方向の運動機能を保持しています。この部分は、二次シール(軸パッキン)と呼ばれ、摺動面とともにメカニカルシールの重要部分です。このため、シール流体の種類、温度や粘度、固形物の有無、取付け機器の種類や回転数などにより、各種の材質や形状のものが工夫されています。